夏の暑さやイライラを解消するヨガ哲学の取り入れ方!初心者にもわかりやすく解説

夏の不調やイライラに悩む方へお届けするヨガ哲学の基本的な考え方
ちゃんどら yoga studioです。
夏の厳しい暑さが続くと、身体のだるさや重さを感じたり、理由もなくイライラしてしまったりすることがあるかもしれません。室内での冷房と屋外の猛暑による激しい寒暖差は、自律神経の乱れを引き起こし、夏バテや体調不良の原因となることがあります。こうした季節特有の不調や心の揺れに直面したとき、自分自身の心身を優しく守り、整えていく知恵として役立つのが「ヨガ哲学」です。
ヨガというと、柔軟性を高めるポーズや難しい身体の動きを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、ヨガ本来の目的は、身体を動かすことにとどまらず、揺れ動く心を落ち着かせ、自分自身の内側と調和して生きていくことにあります。ヨガの古典的な根本テキストである「ヨーガ・スートラ」の意味をわかりやすく紐解くと、そこには「心のはたらきを抑止し、穏やかな状態に保つこと」がヨガの定義として書かれています。
ヨガ哲学と聞くと、「内容が難しそう」「本を買って読んでみても専門用語が多くて挫折してしまった」という声も聞かれます。しかし、ヨガ哲学は決して高尚で現実離れした学問ではありません。日々の暮らしの中で感じるストレスや悩みに対する、実践的なヒントが豊富に含まれています。
ヨガ哲学の実践において根幹となるのが「八支則(はちしそく)」と呼ばれる8段階の行法です。ポーズを行うこと(アーサナ)や呼吸を整えること(プラーナーヤーマ)の前に、まず社会生活や個人生活において意識すべき心がけが示されています。それが「ヤマ(日常で控えるべき戒め)」と「ニヤマ(日常で励むべき勧め)」の実践です。
ヤマには次の5つの教えがあります。
- アヒムサー(非暴力・非傷害):他人を攻撃しないことだけでなく、自分自身の身体や心に対しても負担をかけず、無理な我慢をさせないこと。
- サティヤ(誠実・不偽):自分に対しても周りに対しても嘘をつかず、ありのままの誠実な態度で接すること。
- アステヤ(不盗):他人の時間、労力、所有物を横取りしないこと。
- ブラフマチャリヤ(禁欲・エネルギーの保存):無駄な欲求や感情の暴走に自分のエネルギーを浪費しないこと。
- アパリグラハ(不貪・無執着):必要以上のモノや地位、考えに固執せず、手放していくこと。
ニヤマには次の5つの心がけがあります。
- シャウチャ(清浄):住環境や身体を清潔に保ち、心の中に溜まった濁りを洗い流すこと。
- サントーシャ(知足):足りないものばかりを追い求めるのではなく、「今、ここ」にある満たされている状況に目を向け、感謝すること。
- タパス(精進・心地よい努力):自分の目標や健やかな生き方のために、情熱を持って努力を継続すること。
- スヴァディヤーヤ(読誦・自己探求):良書を読んだり自分自身の内面を振り返ったりして、自己への理解を深めること。
- イシュヴァラ・プラニダーナ(大自然への委ね):自分の力だけで全てをコントロールしようとせず、自然の理や時の流れに身を委ねること。
夏の暑さや多忙さからイライラが募ったとき、このヤマの「アヒムサー(自分を傷つけない)」を思い出してみてください。「暑くて思うように動けない自分」や「イライラしてしまう自分」を責める必要はありません。イライラしている状態に気づいたら、一度立ち止まり、ゆっくりと深呼吸をして自分を労わることが、立派なヨガ哲学の実践となります。
また、ヨガ哲学では心の状態や自然界の性質を「グナ」と呼ばれる3つの要素で説明します。
・サットヴァ(純粋・調和・静寂):心が穏やかで、クリアに澄み渡っている状態。
・ラジャス(激動・活動・情熱):活発でエネルギーに満ちている一方、行き過ぎるとイライラや焦りを生む状態。
・タマス(怠惰・停滞・暗黒):安定をもたらす一方、過剰になるとやる気が出ず、重だるさや落ち込みを生む状態。
夏の猛暑によって交感神経が優位になりすぎると、ラジャスが過剰になって不眠やイライラを引き起こしやすくなります。逆に、暑さで疲弊しきってしまうと、タマスが強まり、朝起き上がれなかったり身体が重く感じられたりします。こうしたラジャスやタマスの偏りを自覚し、落ち着いた呼吸や軽やかな運動を行うことで、調和の取れたサットヴァの状態へと改善していくことができます。心穏やかに過ごすヨガ哲学の視点を取り入れることで、夏バテや暑さによる心の乱れを優しく解きほぐしていくことができるでしょう。
日常生活に無理なく取り入れるヨガ哲学の実践方法と朝の瞑想
ヨガ哲学の知識を得たところで、それを日常への取り入れ方として簡単に日常で継続するための具体的なアプローチをご紹介します。おすすめしたい方法の一つが、「朝の瞑想」を習慣化することです。
朝の時間帯は、外の音も比較的静かで、一日の予定や雑念がまだ頭の中に溜まっていないため、瞑想を行うのにとても向いています。朝の瞑想をスムーズに始めるための具体的なステップは次の通りです。
- 朝起きたら、部屋の窓を開けて空気を入れ替えます。
- コップ1杯の温かいお湯をゆっくり飲んで、内臓をやさしく目覚めさせます。
- 楽な姿勢で座ります。床に座る場合はクッションや座布団を敷くと骨盤が立てやすくなります。椅子に座る場合は、足の裏をしっかり床につけましょう。
- 背筋をすっと心地よく伸ばし、肩の力を抜きます。両手は膝の上に優しく置きます。
- まぶたを軽くとじ、鼻からの呼吸に意識を向けます。息が鼻を通る感覚、お腹や胸が膨らんだり縮んだりする感覚に注意を集中させます。
瞑想の途中で、「今日の仕事はどうしよう」「今日の夕飯は何にしよう」といった雑念が浮かんでくるのは自然なことです。雑念が浮かんでも、「考えてはダメだ」と否定するのではなく、「今、自分は仕事のことを考えていたな」と客観的に気づくだけにとどめます。そして再び、静かに自分の呼吸へと意識を戻します。
最初は1分や3分といった短い時間から始めて構いません。毎朝少しの時間でも自分と向き合う時間を持つことで、自律神経のバランスが整いやすくなり、一日を通して感情の波に振り回されにくい穏やかな心を保ちやすくなります。
ヨガ哲学についてもっと深く知りたくなったときは、初心者向けのわかりやすい本を一冊手に取ってみるのも助けになります。図解やイラスト付きの解説本、日常の悩みに即したエッセイ形式の本であれば、難しい用語に戸惑うことなく読めるでしょう。また、日常で教える立場にあるヨガインストラクターにとっても、ヨガ哲学の学び直しはポーズ指導の深みを増し、参加される方の心に届く言葉選びに役立ちます。
ヨガ哲学の実践は、体を激しく動かすポーズをとることだけではありません。「今ある環境や自分の体に感謝する(サントーシャ)」「不要なものや執着を手放す(アパリグラハ)」という意識を持つだけでも、心に大きなゆとりが生まれます。運動不足解消やリラックスを求めている方、肩こりや腰痛などの体の悩みを和らげたい方、さらには妊娠中や子育て中で産前産後ヨガや親子ヨガを検討している方まで、すべての方の日常を豊かに照らす光となります。
ちゃんどら yoga studioで体験する心と身体の調整
横浜のあざみ野に位置するヨガスタジオ、ちゃんどら yoga studioでは、一人ひとりの身体と心に寄り添ったレッスンを通じて、日常に心地よい調和をもたらすお手伝いをしています。
あざみ野のヨガスタジオであるちゃんどら yoga studioの大きな特徴は、新月から満月まで、月の満ち欠けの周期に合わせた5段階レベルのクラス構成を取り入れている点です。月が満ちていく時期はエネルギーを高めるクラス、月が欠けていく時期はリラックスやデトックスを意識したクラスなど、自然のバイオリズムに沿ってプログラムが組まれています。そのため、その日の体調や気分に合わせて無理のないレッスンを選ぶことができます。
スタジオ内はアットホームな雰囲気が広がり、少人数制で丁寧な指導を行っています。ポーズの形にとらわれず、一人ひとりの柔軟性や骨格に合わせた安全な導きを行いますので、ヨガが初めての方や、運動不足を感じている方も安心してお越しいただけます。肩こりや腰痛などの体の悩みを抱えている方へのサポートはもちろんのこと、子連れOKの産前産後クラスもご用意しています。子育て中の方も、子どもと一緒に安心してヨガを楽しみながら、リフレッシュできる時間を過ごしていただけます。
さらに、自宅から気軽に参加できるオンラインレッスンにも対応しています。スケジュールに合わせて好きなタイミングやマイペースで無理なく通えるため、生活スタイルに合わせたヨガの習慣化が可能です。横浜エリアやあざみ野周辺で、自分らしく心身を整えられるヨガスタジオをお探しの方は、ぜひ一度ちゃんどら yoga studioの体験レッスンをお試しください。
心と身体を優しく整え、毎日を穏やかに過ごすための第一歩を、ちゃんどら yoga studioで踏み出してみませんか。多くの方から「アットホームで居心地がよく通いやすい」「アプローチが丁寧で無理なく続けられる」という声をいただいています。スタジオでお会いできることを心より楽しみにしています。
※本記事に掲載している内容は、健康増進やリラックスを目的とした一般情報の提供を目的としており、特定の効果や効能を保証するものではありません。体調に不安がある場合や持病をお持ちの場合は、事前に医師や専門機関へご相談ください。



